猫のあくび 文具と猫と日常と

文房具の話や趣味のハンドメイドなど好きなコト語ります…

雪国新潟

つい先日、他県の友人がうちに荷物を送ろうとしたら宅配の人に「新潟は今大雪で遅れるかもしれない」といわれたそうです。その話を聞いて、え?どこが大雪だって??と思いましたが、確かに山間部は結構積もってるんですよね…。

この辺はちらちらと雪が舞うこともありまだ多少の雪が残ってはいますが、車や電車に影響するほどの雪は無いのですが。

生まれも育ちも新潟です

しかし、あまり雪国という印象がありません。そりゃ多少は降るので雪合戦とか普通にやってましたが…雪だるまも作れたかな?でも雪で苦労するほどの事は感じた事はあまりありません。年に数回車を雪から掘り出す事はありますがw

学生の頃「新潟って冬は2階から出入りするって本当?」と聞かれてなんのこっちゃと思った記憶があります。どんなに積もっても数十センチがいい所だよ…と答えたら不思議そうにしてましたね、その友人は。

が、各家庭に雪掻き用のスコップは常備されてます( ˙-˙ )
こーゆーの↓

こんなに降らないのは実は一部らしい

新潟は横に長いので端から端までかなり距離があります。県内移動するより、隣の県に行く方が早いくらい。そんな訳で同じ県内でも気候はかなり違うのですよね。私の住んでるあたりは海沿いなので山間部のような大雪は無いのです。

佐渡が寒気を防いでる?

新潟県には佐渡島という島があります。佐渡は同じ県内でも文化が独特で訛りは関西に近いらしいです…聞いた話によると昔の京の島流しの先が佐渡だったとか、なんとか。(ふわっとした説明^^;)そのせいか佐渡にはミニ清水寺とか面白い建造物があります、なんでも京を偲んで建てられたとかって話が残っているそうで。

そんな言われもあり、きちんと歴史を勉強してから佐渡観光すると意外と面白いものがあったりするそうです。私は日本史苦手だったから、ざっくりとした説明を聞いただけでしたが。

その佐渡が、ちょうどこの辺の寒気を遮ってるらしいのです。それを裏付けるのは地域の詳細な積雪量マップ。同じ海沿いでも、佐渡に近いところだけが、極端に雪が少ないのです。まぁ、風向きによっては関係なく寒気直撃する事もありますが…

体育でスキーはありません

社会人になってから、新潟市出身と言うとかなりの確率で言われたのが「スキー得意?」って言葉で。うーん、確かにある程度は滑れますが…運動の苦手な私が唯一出来るスポーツとも言えますが…初めて滑ったのは高校のスキー合宿です。(それも自由参加)

同じ新潟県内でも、内陸部に行けば小学校の体育でスキーがあるそうなので、スキーが滑れるものというイメージも間違いとは言えませんが…少なくとも私の住んでる地域ではスキー授業は無いのです。

蛇足ですが「お酒強いの?」も良く言われました( ºωº )
確かに日本酒有名ですが…嫌いじゃないですが…強くは無いです。

でも今年の冬は大雪だった〜

そんな感じで大雪にはあまり縁がないのですが、今年の冬はなかなかの大雪でしたねぇ。とりあえず数回は長靴が埋まるくらいには積もったし。(山沿いに住む友人の所は2m近く降ったらしく、その程度で大雪とは言えないと言われましたが^^;)

車の出し入れに雪掻きが必要な日は結構あったし、うん、雪国ぽかった。屋根の雪下ろしはしなくても良かったけど。珍しく雪で電車も止まったりしましたしね…普段電車が止まるのは雪より風の影響なんですが。

でも関東では10cmも積もったら大雪ですよね…そういう意味では毎年大雪なのかな?

ほどよい雪は好きです

ほんの20センチもいくかいかないかくらいの程よい雪は大好きです。街が真っ白になって、日が照るとキラキラして綺麗。あと、雨より雪の方が体感的に寒くないので外出るのも楽なのです、傘いらないしね。

3年ばかり北関東に住んでた事がありましたが…雪は降らないけど風が冷たくて乾燥してるので、体感的にはこの辺より寒かったです。底冷えするというか…とにかく芯から冷える感じ。冬になると肌がガサガサになるのも嫌だったなぁ。でも気温だけみると、当然そちらの方が暖かい訳で、体感温度には湿度も重要な要因なんだなぁとしみじみと思ってました。

もうすぐ卒業シーズンですね

卒業式に桜ってイメージがある所も多いとは思いますが、この辺はちょうどその頃風花が舞います。天気なのに雪がフワフワと舞って、それこそ花びらみたいで綺麗です。(桜は入学式に間に合うかどうかくらいの頃になります)

今年の子どもの卒園式はどうなるでしょうか…それなりに色々あったので、もう卒園かと感慨深いものがあります。それより、小学校入学してからが大変そうかなぁ。

そんなわけで

雪国新潟を住民目線で語ってみました、でも山間部の人間に語らせたらまったく違う話になると思います。