猫のあくび 文具と猫と日常と

文房具の話や趣味のハンドメイドなど好きなコト語ります…

ハサミの話

さて、ハサミの話?です。
お題はプラスのフィットカットカーブ!

で、いきなりですが懺悔。
フィットカットカーブのベルヌーイは、「ベルヌーイの定理」のベルヌーイとは違う人でした…誤解してました、すみません。(誰に謝ってるのか…プラスの中の人かな^^;)

ベルヌーイと言えば流体力学しか思いつかず、ハサミとの関係がピンと来なかったけど、調べてみたら対数螺旋のことでした。なんとなくインボリュート曲線みたいなの想像してたけど違った、勉強不足ですね…まぁ、日常的に使うかと言われると使わないんだが、ハサミに使われてるんだから、日常性があると言わざる得ない気もする。

関係ないけど、インボリュート歯車の美しさは素敵ですよね。多少ズレても圧力角が変わらないなんて、なんて機能美!
そうゆう意味では、どの場所で切っても角度が30度に保たれるフィットカーブも美しさに引けをとらない!!

とか、なんとか、こうゆう話を旦那にしても右から左に流されるので、誰も読まないであろうこんなblogで呟いております。ハサミにこんなに興奮したのは久しぶりだ…ちなみに、フィトカーブ持ってます。確かに切りやすいです。でも、曲線の数式までは調べてなかったのよ^^; 改めて調べると、文具の開発もアカデミックだな〜開発者に脱帽。そんなハサミが数百円で買える日本の文具って凄いな…としみじみしてみたのでした。

でもよく考えると、ボールペンでも万年筆でも消しゴムでも原理を考えてみれば数学や物理学や化学が絡んで来る訳で…「数学なんて何の役に立つのさー」とかほざいている学生に行ってやりたい。今、日常的に使ってるその文具はその科学に支えられてるのだと!

子どもが大きくなったら、細々と説明してやろうと思います。確実にウザがられるでしょうが、もしかしたら興味を持ってくれるかもしれない…てか、私の血を少しでも引いてるなら少しくらい興味もってくれと祈ってます。文具の話も数学の話も誰も聞いちゃくれやしない…ので、ここは子どもを千脳しようと企む悪い母ですwでも変に文具に凝り始めても困るかなぁ、私の持って行かれそうだ(´・ω・`)

ところで、私が持ってる一番高いハサミは、金物の町である三条が誇る昔ながらの糸切り挟なのですが…文具とはちょい違いますね( ˙-˙ ) 革のコバ処理用に、三条のミニカンナも欲しいのですが…同じ刃物とは言えジャンルがビミョーに違うのでその変の話はまた気が向いたら書きます。