ぬいぐるみと人形と
ぬいぐるみ
子どもの頃からぬいぐるみが好きでした。今はお気に入り数体しか飾ってませんが、実家出るまでベッドの上はぬいぐるみだらけ…
全てに名前がついてたのも今になっては笑えますが、その名前が数学者とか物理学者とかの名前なのが…当時の自分よ何を考えてたんだと^^;
作るのも好きで、小学生くらいの頃はよくぬいぐるみのキットをねだってました。ボア生地は手縫いの荒さも隠してくれるので子どもが作ってもそれなりに形になるんですよね。
人形との付き合い
一応リカちゃん人形的なものも持ってましたが、そちらは主に友達との着せ替え遊びで遊ぶ人形でした。
実はそれよりも本で読んだ「小公女」に出てきた「エミリー」に憧れていました。様々な着替えのドレスにレースのハンカチに人形用のお茶のセット…そんなものに憧れていた記憶があります。今でもミニチュアなどに心惹かれるのはそんな所から出ているのかもしれません。
それでちょうど子どもが抱っこするのに良いサイズの、顔と手足はプラスチック(?)で体が布のカントリー風のワンピースを着た人形を買ってもらったのですが、今はもう何処にいったのか分かりません。青い目でブロンズ色の長い髪がクルクルとしていて、とても可愛らしい人形だったのですが…。今出てきたら綺麗に洗って新しい服を着せてあげたい。
やっぱり作りたくなったので
布人形は小学生高学年くらいの頃によく作りました。米山京子さんという作家の方の人形が好きで、今でも作り方は覚えています。当時の本はもう何処かにいってしまいましたが、娘さんが似たような作風で人形作家をなさってて本も出てますね。(でも今調べたらそちらも絶版みたい)
布でぬいぐるみたいに縫い合わせの継ぎ目を出さずに、立体的なお顔を作る方法が面白いなぁと思ったものです。ぬいぐるみを作るのも楽しかったけど、人形は髪型や服も考えるのが楽しくて結構作りました。でも、それらは大体欲しいという友人とかにあげてしまい手元に残らず。今でもそうですが、出来上がると興味が無くなるのか、欲しいと言われるとすぐ手放してしまうのです。作ってる時が一番楽しいのですよね。
大人になって
ぬいぐるみはだいぶ減らしました、猫と暮らすにはあまり相性がよくなかったのもあります。しかし…何故か人形が欲しい熱は上がっていったのです。
ネットで探してみれば、ブライスだのプーリップだのSDだの可愛いドールが沢山見られる今…何度も買おうかとは思いつつ我慢してきました。飽きたら処分もしにくいし、ドール沼は恐いらしい…と。
結局誘惑に負け手のひらサイズのドールを入手してしまい、服を作って楽しんでます。小さいから全部手縫いでも作れるし、布も少しでいいので経済的?こっちのドール写真は今回は上げないでおきます(入れ目のドールは怖いという方も多いので^^;)
ウォルドルフ人形との出会い
子どもがごっこ遊びなど始めた頃にふと抱き人形が作りたくなり、ネットでどんなのがいいかと探していた時に見つけました。
ウォルドルフ人形は、ルドルフ・シュタイナーのユニークな教育思想を背景に今のドイツを中心に生まれた人形です。
スウェーデンでカーリン・ノイシュッツさんが「LEK MED MJUKA DOCKOR」 ―ぬいぐるみ人形とあそぼうーを著してから広く一般にも作られるようになりました。
※スェーデン羊の詩舎のサイトから引用
ウォルドルフ人形の特徴
- 「羊毛」と「天然素材」で作られる
- 目や口はシンプル
- 子どもにとって身近な人が作ること
色んな方が作った人形を見ましたが、それぞれ個性があって可愛かったのです。シンプルな表情も味があって気に入りました。
結局、誕生日にあげようと夏の暑い盛りに羊毛と格闘することに。
息子の誕生日に作った、ウォルドルフ人形。着れなくなった甚平をリメイク。 #ウォルドルフ人形 #waldorfdoll
材料はキットで買った方が結果的に楽で安いという事で(何故か二体分)キットを買いました。服は子どもが着れなくなったけど懐かしくて取ってあったものを使って作りました。
ウォルドルフ人形、女の子も完成〜ツリ目なのは個人的趣味…*ˊᵕˋ*ロングヘアをちまちま植毛したので、髪型変えて遊べます。 #ウォルドルフ人形 #waldorfdoll
男の子と女の子二体作ってとりあえず満足。子どもも気に入ってくれたらしいですが、「猫の人形も作って」と言われてます。
それはぬいぐるみだと思う…^^;
尽きない物欲( ºωº )
布人形作りの熱はだいぶ落ち着きましたが、今は40cm級のドールが欲しくて堪らない。だってそれくらいのサイズなら凝ったドレスが作り放題〜!!ウォルドルフ人形の服は体形的にあんまり凝ったこと出来ないし、手のひらサイズの子では限界が…
自分では着れないふりふりのドレスを作りたい!そして着せたい!!
お小遣い貯めて一体だけ買おうかなぁ…と企む今日この頃です。